2016.6.8 - 2021.9.29
昨日いらっしゃった38歳の患者さん。
先月末に良好なグレードの胚盤胞を移植をし、
その一週間後の判定日を月初に迎えてから
当院にいらっしゃるのは昨日が初めてでした。
胚盤胞移植一週間後は、妊娠週数でいうと
3週5日
です。
この時期のhCGは50くらいは欲しいところ。
ドキドキしながらも
判定日の結果を伺うと
hCGは100を超えて陽性だった
とのことでした。
これから胎嚢確認、心拍確認、安定期まで、
まだまだ安心できませんが、
とりあえずこの時点では申し分のない結果に
ひとまずホッとしました。
実はこの方、
年明けにも胚盤胞移植をしていて、
その時は陰性でした。
この時移植した胚盤胞も
クリニックからの評価は非常に良いものでした。
僕は正直、
この時の移植でいけると思っていたので、
この方と共に
大きくガックリしてしまったのですが、
前向きなこの方は
「何かを変えなくては」
とすぐに奮起し、
それまでやっていなかった
”あること”
に取り組み始めました。
それは、
「ウォーキング」
です。
年明けの陰性判定後から間もなくして、1日40分のウォーキングを欠かさずに取り組まれるようになったのです。
不妊治療は、成功するまでは出口が見えず、本当に辛いものです。
移植のオプションから着床不全に関わる検査も無数にあり、一体どれが自身にとって必要となりえるのか。
みなさん迷われています。
もちろん、そういった検査や移植オプションを模索することも重要になりますが、
「シンプルに身体にいいこと」
をとり入れてみる。
これが実は妊娠成功の大きな要素になるケースも本当に少なくありません。
その中でも
「ウォーキング」
は誰にでも、いつからでもできる最強の方法の一つだと僕は思っています。
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