院長ブログBLOG

生理周期が長いのは治りますか?

2016.7.3 - 2021.9.29

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047173

 
先日、カウンセリングをした患者さんに

聞かれました。

「生理周期が35日前後と長いです。

一般的な28日周期くらいにしたいのですが

鍼灸で早くなりますか?」

これはですね、

とっても難しい問題です。

東洋医学の世界では、

生理周期が長くなってしまう原因は

いくつかにわけられ、

その原因を解決することができれば、

自然と生理周期も安定してくるはず!

、、と考えます。
、、、、考えますが!

生理周期って、

ある程度、

個人個人の

”クセ”

のようなものがあると僕は思っています。

例えば初潮からずっと

25〜26日で来てるっていう人もいれば、

初潮からずっと

35〜36日で来てるっていう人もいます。

これはもう、

素体的なもので、

それを

「一般的には28日周期だから」

って、

28日周期にこだわる必要は

全くないと思うのです。

大切なのは

”ちゃんと排卵できているかどうか”。
たとえば多嚢胞性卵巣症候群などで、

そもそも無排卵周期を繰り返していたり、

排卵できる周期とできない周期が

混合しているとしたら、

それはなんとかしなくてはいけません。

そうではなく、

もともと生理周期が

人より早めか長めかだけで、

問題なく毎周期排卵できているのだとしたら、

そこまで神経質になる必要はないと

僕は思います。

体外受精にステップアップされている方にも

ときどき言われます。

「採卵までに時間がかかりすぎると

いい卵がとれづらいんですよね??」

とか。

おそらくネットに落ちている情報なのだと思いますが、

日頃、

D20くらいを過ぎての採卵でも、

いい胚盤胞ができている人の話を

普通に伺っている僕としては、

あまりそうは思いません。

もともとD14くらいに採卵していた人でも、

前周期にピルを服用していると

周期が長めになることは割とありますしね。

平均はあくまでも平均。

個性があるということは

当たり前といえば当たり前なのです。

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