院長ブログBLOG

過去の結果にあぐらをかかない

2016.7.20

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今年の2月頃、

地元でプチ同窓会があったので

参加したんですよ。

その日は土曜日で仕事だったので、

僕は仕事を終えてから遅れての参加です。

翌日も仕事だったので長居はできないから、

少しでも早く参加しようと、

同窓会開催場所だった北千住駅からお店まで、

少し小走りしたんです。

そしたらですね、

息があがることあがること!

恥ずかしながら、

全然運動できていないですからね。

本当にちょっと走っただけで

こんなにも息があがってしまうものなのかと

自分でもびっくりでした^^;

 

10代の頃は

運動神経もそこまで悪くなく、

体力もそこそこあったはずなんですけどね〜。

あなたも、

以前はできたことが

今はまったくできなくなっていること、

結構あるんじゃないでしょうか?

 

なんでこんな話をしているかというと、

男性の精子にも同じことが言えるからです。

 

 

ご主人側は、

一度だけ精液検査をして

問題がないと診断されると、

「もう自分は大丈夫。

問題があるのは奥さん側。」

という認識になってしまうケース。

本当に多いです。

もっとよくないのは、

たとえば離婚歴があって、

前妻との間に子供ができているから

自身は検査する必要がない、

と思われていらっしゃるケース。

これらは大きな間違いです。

精液所見をその都度確認することになる、

人工授精や体外受精に

ステップアップされている患者さんから

お話を伺っていると、

ご主人のその時々の忙しさや

生活リズムによって、

精液所見が大きく左右されているケースが

本当に多いんです。

 

ご存知かもしれませんが、

女性の卵子は新たに作られることなく

減る一方であるのに対して、

男性の精子は常に新たに作られています。

 

例えるならば、

女性の卵巣は

『新たなモノ(卵子)が

入荷してくることのない、

在庫が出ていく一方の倉庫』

のようなもので、

男性の精巣は

『新たなモノ(精子)が常に生産される工場』

のようなものです。

ストレスや飲食の不摂生、

睡眠不足などの生活リズムの乱れは、

容易にこの“工場”の業績を悪化させます。

生産性が悪くなったり、

質そのものが悪くなったり。

 

ご主人側も当事者として、

しっかり健康への意識を持つこと、

本当に重要です。

 

受精卵は精子と卵子、

2つで1つですからね。

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