院長ブログBLOG

”肺”と”不妊”

2016.8.30

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昨日はお休みをいただいておりました。

昼間は思いのほか晴れていたので、

患者さんから勧められた代々木公園近くの

人気のカフェに、

ランチをしに行ってみることに。

 

『ボンダイカフェ 代々木ビーチパーク』

 

いざたどり着くと、

たまに通ることのある通り沿いで、

入ったことはないけど

ずっと気になっていたお店でした!

 

いや〜、

すごく良かったです。

ランチメニューのサーモンバーグステーキ。

 

img_1508

 

ボリュームあって美味しかったですし、

店員さんのカンジもお店の雰囲気も

とても良くて。

代々木公園近くにいらっしゃった際は、

ぜひあなたも行ってみてください^^

リンク貼っておきます↓
http://bondicafe.net/bondi-cafe-yoyogi-beach-park/

 

 

先日担当した患者さん。

お話を伺うと、

幼少の頃から小児喘息があり、

かつ

”大腸”

に関わる疾患をされていました。

また、昔から現在にかけてずっと

風邪をひきやすい体質で、

肺炎での入院歴もあるとのことでした。

 

東洋医学の世界では、

肺と大腸は兄弟のような関係です。

なので、

この方は生まれもった素体として、

東洋医学からみた

”肺”

という臓器が弱いことが示唆されます。

 

東洋医学における肺の働きは、

身体をめぐる

”気”

”つくる”

うえで大いに重要です。

飲食物から

「エネルギーの原料」

を胃腸が吸収し、

これが血液を介して肺に届き、

呼吸で取り入れた

「空気」

と交わることによって、

人体をめぐる

「気」

が生成されると考えます。

 

つまり肺が弱いということは、

「気を生成する能力も弱い」

ということです。

 

気は生命の原動力です。

気が足りない状態では、

自然界にある

”邪気”

も身体を侵襲しやすくなります。

なので肺が弱い人は

風邪を引きやすくなりますし、

風邪を引いた際に

まずダメージを受けやすいのも

肺という臓器です。

※風邪についてはコチラ↓
https://kuniichiryouin.com/blog/2016/07/netemonetemonemuiriyuu/

 

また、肺は

”身体の上部に上った気を下半身に向けて降ろす”

という、

非常に重要な役割も担っています。

 

風邪によって肺をやられたり、

そもそも肺が弱い状態だと、

この

”気を降ろす働き”

も失調し、

気が上逆してしまった症状の一つが

”咳”

です。

 

東洋医学の観点からみて、

現代人の不妊の大きな原因のひとつだと

くにい治療院が捉えている

”上実下虚(じょうじつかきょ)”。

肺が弱いということは、

これがさらに助長されてしまう要因にも

なりえるということです。

※上実下虚についてはコチラ↓
https://kuniichiryouin.com/funin2/touyou.html

 

西洋医学では、

婦人科疾患は婦人科、

呼吸器疾患は呼吸器科と

基本的には分けて考えます。

しかし東洋医学の世界では、

上述したように、

肺の異常も婦人科疾患に

大きく影響しますし、

もっと言えば、

”全ての臓器・疾患が

全ての臓器・疾患に影響する”

と考えるのです。

 

子宮・卵巣を”局所的”に意識するのではなく、

まずはその方の全体像を見つめ、

アンバランスを起こしている部分を

見つけだし、

それを正すことが全身のバランスをとることにつながり、

全身のバランスをとることが

”結果的に”

妊娠力の底上げにも繋がる。

これが本来の

”東洋医学に基づいた”

不妊治療です。

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