2016.8.25
昨日はとっても嬉しい出来事が。
今年3月から来院されている39歳の患者さん。
当院初診来院時に、
不妊治療歴はすでに3年、
採卵回数も2ケタを越えていました。
今年に入り、
刺激系の採卵を行うクリニックから
自然系の採卵を行うクリニックに転院し、
3回採卵するも、
2回は変性卵しか採れず、
1回は空胞という結果に。
そんな中で
「なにかできることはないか」
とネットサーフィンする中、
当院のHPにたどり着き、
来院されました。
当院通院を始めてから初めての採卵では、
成熟卵が1つ採れ順調に分割し、
そのまま初期胚を新鮮で移植。
このクリニックで初めて移植に至りました。
しかし結果は陰性。
その翌周期、
もう一度新鮮初期胚移植まで至るも
再び陰性。
そしてこのクリニックで3回目の採卵周期は、
胚盤胞まで培養→凍結の方針になり、
1つを胚盤胞で凍結。
今周期は、
この凍結胚盤胞を戻す周期で、
昨日はその判定結果を
聞かせていただいた日でした。
結果は胚盤胞移植7日後、
つまり妊娠週数で言えば
3週5日にあたる日に
βーhCG:60超えで陽性判定。
もちろん、
勝負はこれからなのですが、
とりあえず大きな第一関門を突破。
この方にとっても初めての陽性判定。
一緒に喜ばせていただきました。
実際に初診時に過去の治療歴をうかがう中で、
この方のD3(生理3日目)のFSH基礎値は20超えで、
少なからず
卵巣機能の低下が示唆される状況
だったので、
「なかなか一筋縄にはいかないかな。。」
と思ったのが正直なところだったのですが、
いざ鍼灸治療を始めると、
みるみる
”体表の所見”
が改善していったので、
「これは行けるかも!」
と僕自身、期待を深めたのを覚えています。
実際に当院来院後の体外受精からは、
(すぐに移植陽性とはいきませんでしたが)
採卵でしっかり成熟卵が
採れるようになっていったので、
その思いはさらに強まりました。
この方になにをしたのか。
もちろん、
不妊鍼灸で体のバランスを整えたのですが、
「ひとつのアドバイスも大きく影響した」
と僕は思っています。
それは、
また明日のブログで書きたいと思います。
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