2016.9.27
昨日はお休みをいただいておりました。
休みとは言っても、
事務仕事が山積みだったので、
パソコン仕事をしていたんですけどね。
自宅だとはかどらないので
東京・渋谷のカフェへ。
『FREEMAN CAFE(フリーマンカフェ)』
以前、
メルマガでも紹介したことのある
グロリアスチェーンカフェの
目と鼻の先にあります。
※グロリアスチェーンカフェはこちら↓
店内は広く、
いつも人でいっぱい。
僕はだいたいどこのカフェに行っても
とりあえずアイスカフェラテを頼むのですが、
ガムシロップつきで出てくる
ここのカフェラテは、
甘党の僕にはちょうどよくて結構好きです笑
ホームページ探してみましたが
見当たらなかったので、とりあえず
食べログのリンクを貼っておきます↓
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13124332
原宿〜渋谷をつなぐ明治通りの、
やや渋谷寄りのところにあります。
なにかで時間つぶしをされる際はぜひ。
さて、
今日はちょっと東洋医学の話を。
東洋医学の世界では、
体表面を観察することによって
その人のお身体の状態を
推測するようにできています。
その一つに
”舌”
の観察も含まれます。
これを
”舌診(ぜっしん)”
と言います。
舌をみることで色々なことを推測しますが、
鍼灸が初めての人は
「なんで舌なんて見るの?
意味不明。。。」
なんて思う方も少なからず
いらっしゃるでしょう(苦笑)から、
今日は舌診の中でも比較的わかりやすいものを
ひとつ紹介します。
それは
舌の裏側
です。
見たことがなければ、
ぜひ鏡で舌の裏側をみてみてください。
血管が2本走っているの、
わかります?
これは
舌下静脈(ぜっかじょうみゃく)
という名前の血管なのですが、
この血管、
”人間で、体の外側から最も観察しやすい血管”
です。
。。。わかります?
血管は、
腕とか脚とかでもうっすら見えたり、
浮き出てたりしますが、
この舌下静脈は、
舌の裏側の
”おもいっきり表面”
を走っているので
最も観察しやすいんです。
再三このブログでも書いていますが、
東洋医学が栄えていた江戸期以前は、
体の中を”直接”みる手段が無い時代でした。
だからこそ、
カウンセリングで
その人の全体像を把握しようとしたり、
体表観察をしてその人の内面を推測することから
始まるのです。
で、
東洋医学が栄えていた時代でも、
”血流”
がスムーズに流れていることは重要だと
認識していたわけですよ。
その人の血流がスムーズに流れているのか、
はたまた滞り気味なのか、
それを推測する材料のひとつに、
この舌下静脈の観察を取り入れていたんです。
つまり舌下静脈が、
ボコっとでっぱっていたり、
青黒くなっていたら、
「きっとこの人は体の中でも
血管がこんな状態になっていて、
血流がスムーズに流れていない可能性が
あるな。。。」
という推測になるわけです。
女性は毎周期、下腹に血が集まって、
それが外に出て行って(月経)、、を
繰り返していますが、
血流が滞り気味の人は、
徐々に下腹に不可逆的な血の塊を
形成してしまうことに
つながりやすいと考えます。
これを
”瘀血(おけつ)”
と呼び、
現代医学でいうところの
子宮筋腫や子宮がん、
卵巣嚢腫や卵巣がんなどにも一定リンクしてきます。
筋腫や嚢腫を持っている方の舌の裏をみると、
結構な高確率で
舌下静脈がボコっと青黒くなっているんですよ。
本当に。
あながち東洋医学の観察学は
バカにならないのです。
こういった方には
血流を促すような治療を中心に
鍼灸を施します。
体質改善が順調に進むと、
この舌下静脈の滞りも改善していき、
血管がほとんど見えなくなってしまう方も
稀にいらっしゃいます。
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