院長ブログBLOG

不妊鍼灸は移植前がいいですか?移植後がいいですか?

2016.10.14

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ea16641fcb692f4c50c4cf5a6a14f5be_sいや〜、

昨日の夜はめちゃめちゃ寒かったです!

なんだか東京では9月〜10月頭にかけて

雨が多かったせいか、

気持ちのいい”秋”を満喫することなく

冬がやってきそうな勢いですね。。。

 

今日は患者さんからよく聞かれる質問を。

体外受精にステップアップされている方は

「どうやら移植日に鍼灸をすると

着床率が上がるらしい」

という知識を持って鍼灸院にやってきます。

そして実際に来院すると質問されます。

「移植の”後”に受けた方がいいですか?

それとも”前”に受けた方がいいですか?」

 

これについて僕は

「なかなかどちらがいいかというのは

大きな統計がとれていないので

言いきれません。

ただ、

移植周辺に鍼灸を受けておくと、

移植後をよりリラックスした状態で

過ごすことを後押しすることには

確実につながると思うのでオススメです」

とお答えしています。

当院も、いまや鍼灸院としては

患者さんはそこそこ多いので

統計がとれそうなものですが、

体外受精の移植周辺に

当院で治療を受けにいらした方は、

圧倒的に

”移植後”

が多いんです。

 

新宿を中心とした自然周期系の

クリニック系列に通院している方は、

移植日は朝から拘束されるので

おのずと鍼灸は

”移植後”

になりますし、

他のクリニックで午後から通院の方も、

やっぱり移植前にセカセカしながら

鍼を受けに来るというのは

気がひけるのかもしれません。

なかには移植前に受けに来られる方も

いらっしゃいますけどね。

 

以前は移植日に来院されるよう勧めていましたが、

最近は移植前日でも翌日でも

”移植日周辺”

に受けられればいい、と伝えています。

結局は、

移植周辺時期に鍼灸を受けると着床率が上がるというのは

移植後を心身ともにリラックスした状態で

過ごせることを後押ししている結果だと思っているからです。

 

ただし、

不妊鍼灸が最も効果を発揮するのは、

移植に合わせた

”頓服的なもの”

ではなく、

体質改善を目的とした

”継続的なもの”

であるのは間違いないことも

最後に付け加えさせていただきます。

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