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重ね履き靴下ってどおなんですか?

今日もご質問にお答えしたいと思います↓

 

お名前:匿名希望
ご質問内容:
冷え性改善について教えて下さい。
よく冷え性改善には「冷え取り」用の重ね履き靴下がオススメされていますし、頭寒足熱というコンセプトもわかるのですが、一方で、靴下を履きすぎると感覚が養えなくなる、足が汗をかいて余計に冷える、など両方の説があります。
東洋医学的にはどちらがオススメと考えますか?
教えていただけたら嬉しいです。

 

以上です。

匿名希望さん、ありがとうございました!

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このような質問は、

実は僕も直接患者さんからされる機会が

多々あります。

まさに本格的に寒くなってくるこの時期から

特に増えていく質問です。

このブログでも再三に渡って書いてきた、

多くの現代人にとっての東洋医学的な不妊原因

『上実下虚(じょうじつかきょ)』

※上実下虚についてわからない方はこちら↓

https://kuniichiryouin.com/funin2/touyou.html

 

”気”が集まりすぎている頭のほうは熱くなり、

”気”がたりてない足のほうは

冷たくなる傾向にあります。

つまり上実下虚を起こしているほとんどの方は

頭熱足寒になっているということです。

別の言い方をすれば、

頭熱足寒になるほとんどの原因は上実下虚

とも言えるかもしれません。

 

確かに東洋医学からみたら

頭熱足寒は好ましくありません。

頭寒足熱が理想です。

では、足をひたすら温めればいいのか。

僕はそれは

「半分正解」

「半分違う」

と思っています。

 

まず、「正解」のほうから。

寒くなってきた今の時期、

冬においては、

足を冷やさないようにすることはとっても

重要です。

外に出る時はもちろん、

寝苦しくないのであれば睡眠時も

足元を冷やさないようにするに

越したことはありません。

専門的な話をすると、

東洋医学の世界では

自然界に渦巻く”邪気”のひとつに

『寒邪(かんじゃ)」

というものが存在すると考えます。

読んでそのまま、

冷たい邪気のことで、

とくに冬には自然界に旺盛です。

この邪気は強い”陰性”の性質をもった邪。

上半身(陽)よりも

下半身(陰)を侵襲しやすい性質があります。

だから冬には足元を過剰にでも温めておいても

まったく損はありません。

 

では、なぜ頭熱足寒に

”足を温めること”

が「半分間違い」だと思うのか。

それは、

頭熱足寒に

”足を温める”

という方法は、ほとんど

『対症療法』

にしかならないからです。

くどいようですがおさらいすると、

頭熱足寒のほとんどの原因は上実下虚です。

でも、

上実下虚のほとんどの原因は

「足を冷やしたから」

ではありません。

上実下虚のほとんどの原因は

「頭や眼など、体の上部を使う機会の増加」

「足を使う機会の減少」

です。

これにより上実下虚を起こし、

それにより頭熱足寒になっているのだとしたら。

もっとも効果的な方法は

「頭や眼を休めて、

足を使う機会を増やす」

ことです。

プライベートで

スマホやPCをいじる機会を減らして、

ウォーキングやジョギングなどの

足を使った有酸素運動を増やしてあげたほうが

よほど頭熱足寒への直接的なアプローチになる

可能性が高いと言えます。

 

最後に、

匿名希望さんにいただいた

ご質問にお答えすると、

これからの時期はとくに

足元を温めることに

注力するのは東洋医学的にみても

無駄ではありません。

ただ、

「感覚が養えなくなる」

「汗をかいてかえって冷えてしまう気がする」

など、マイナスと思われる反応については

個人差があることですので

なんとも難しいところです。

自覚症状は本人にしかわかりませんが、

それを

続けるべきかやめるべきか

を判断するうえで

もっとも重要な材料のひとつとなります。

靴下の重ね履きに限らず、

もしも何かをすることによって

不快な自覚症状が生じるのだとしたら、

基本的には僕は

やめることをおすすめしています。

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