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低AMHと卵子の質

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今年もいよいよ終わろうとしていますね。

当院では、

体外受精までステップアップしていて

胚移植に至った患者さんに関しては、

あらゆるデータをとっているのですが、

今年は400件以上の移植に

寄り添わせていただいたことになりました。

来年、統計処理をし、

・どこのクリニックが客観的にみて

着床率が高いのか

・移植日周辺に鍼灸を行うことは

どれだけ着床率を上げているのか

など、

いろいろな側面からデータ化してみたいと

思っています。

より、患者さん一人ひとりへの的確な情報提供が

できることを目指して。

さて、

今日もいただいたご質問にお答えします↓


お名前:ぱんだ嫁さん

ご質問内容:
こんにちは。いつも大変参考にさせていただきながら拝見しております。
現在33歳ですが、不妊治療歴は約一年、
不妊につながる主要因は見つからないものの、AMHが0.3以下と低く、三度のAIH失敗後、体外受精へステップアップしました。
体外での結果は陰性、8週流産、化学流産といずれも失敗。妊娠判定までのホルモン値の検査、内膜の厚さも、問題ありませんでした。また、不育症の検査も特に問題なく、受精卵の質の問題だから、回数を重ねることで成功できるのでは、とクリニックの先生には言われています。
低AMHと卵子の質は関係ない、と説明を受けましたが、グレードのよい胚盤胞を戻してもいずれもうまくいかず、本当にそうなのか疑問に感じています。國井先生はどのようにお考えですか?

また、AMHのこともあるから急いだ方が良い、と言われた一方で、漢方薬局へ相談にいったところ、妊娠できる力があるんだから体質改善を優先すべき、とも言われました。
妊娠が継続出来ない理由が見えない中で、仮に受精卵に問題がないとした場合、妊娠を継続させるために東洋医学的な見地からのアプローチは可能でしょうか?また、私のようなケースの場合、東洋医学的なアプローチ以外で、不妊を改善することはできるのでしょうか。


以上です。

ぱんだ嫁さん、ご質問ありがとうございました!

まず、

「低AMH」と「卵子の質」については僕も

”関係ない”

と思っています。

ただ、AMHが低いということは、

卵巣内の卵子の数が残り少ないことが

示唆されますので、

”質の良い卵子の数も少ない可能性がある”

と考える医師もいます。

妊娠の継続のために、

東洋医学的な見地からのアプローチは

もちろん可能です。

染色体異常による流産は

鍼灸でどうにかなるものではありませんが、

それ以外の原因不明な妊娠継続困難に関しては、

また別角度から体を見つめる東洋医学を

試す価値は十分にあるのではないかと

思っています。

流産を繰り返してしまう方であっても、

東洋医学的なその原因は十人十色です。

そんな中でも、

東洋医学的には以下の原因で

流産されてしまうケースが多いという印象は

僕の臨床経験上あります。

※過去記事
『東洋医学からみた習慣性流産』

https://kuniichiryouin.com/blog/2016/05/touyouigakukaramitasyuukannseiryuuzann/

最後に、

ぱんだ嫁さんのようなケースで、

東洋医学以外にアプローチできることが

あるかどうかですが、僕としてはやはり

”転院”

がきっかけになる可能性はあるかと

思います。

どんなにグレードが良いとされていた胚を

何度移植しても陰性だったのに、

転院することで嘘のようにうまくいってしまう

ケースが少なくないことを考えると、

ぱんだ嫁さんも

別クリニックのアプローチを受けることで

結果が変わる可能性はあるのではないかなと

思います。

ぱんだ嫁さんが現在、

どちらの不妊クリニックで

治療されているのかはわかりませんが、

AMHが低いことも考慮に入れて、

僕だったら、

無理な刺激を極力せずに

主席卵胞を採りにいく、

自然周期採卵で実績のあるクリニックで

治療されることを勧めるかと思います。


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https://lin.ee/6CvGWrg

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