院長ブログBLOG

ピックアップ障害を解決する方法は?

2017.2.8 - 2021.10.1

LINEで送る
Pocket

日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの國井(くにい)です。

今日もご質問にお答えしたいと思います。


お名前:Kさん

ご質問内容:
こんにちは。1人目自然妊娠で出産してから四年経ちました。現在32歳です。
2人目欲しいと思ってから2年近くできません。病院でタイミングみてもらってからは9ヶ月くらいです。
血液検査、卵管造影、精液検査、フーナーテストまで問題ないので、受精障害、着床障害、ピックアップ障害の可能性もあるので、体外受精も検討してみては?と言われました。
ピックアップ障害だったら、いつかまれにピックアップしてくれて妊娠する事もあるかと思います。
どうすればピックアップできるようになりますか??
鍼灸も通っていて、3ヶ月経ったのでそろそろ体質も変わってきてるのでは?と思ってはいるのですが。
1人目自然妊娠だったので、体外受精やらなくてもできるのでは?という気がしてなかなか体外受精に踏み込めずにいます。


以上です。

Kさん、ご質問ありがとうございました!

すでにお子さんがお一人いらっしゃって、

お二人目がなかなかできない。

いわゆる二人目不妊で悩まれている方は

くにい治療院にもたくさんいらっしゃっています。

お一人目が自然妊娠だった場合は、

やはりKさんのように

「体外受精をやらなくてもできるはず、、」

というお気持ちになって当然かと思います。

さて、妊活を再開されてから

約2年妊娠していないと。

子宮卵管造影検査、

精液検査、

フーナーテストも

問題なかったとのことですので、

おっしゃるように、

西洋医学的な面から言えば

ピックアップ障害は

原因の本命のひとつになります。

ホルモン値も問題ないようですので、

年齢的なことも考えると、

よりその可能性は高まるかもとも思います。

baseball-player-1045263_640

ただですね、

”ピックアップ障害を解消するための直接的な方法”

はありません。

ピックアップ障害に

直接アプローチできるものといえば、

やはり体外受精か、

癒着が原因で起きているケースの

腹腔鏡手術くらいです。

でも、

Kさんもおっしゃっているように、

仮にいまピックアップ障害が原因で妊娠できていなかったのだとしても、

それをパスできる周期を迎える可能性もあるわけですよね。

では、

くにい治療院ではこういったケースに

どうアプローチするのかというと、

一度ピックアップ障害のことは忘れます。

忘れた上で、

その人を東洋医学の世界に落とし込んで考えて、

東洋医学的に鍼灸治療を施します。

そうすることが

”結果的に”

自然妊娠する確率を上げる側面はあると

個人的には思っています。

なぜかというと単純に、

過去のタイミング歴がある程度長い状況で当院に来院して、

割とすぐに妊娠される方が少なくない実感があるからです。

ときに

体外受精お休み周期に自然妊娠されるケースも

ありますからね。

(※全ての方がうまくいっているわけでは

ないことは一応断っておきますm(_ _)m)

過去にも

二人目不妊の方にみられやすい

”東洋医学的な不妊原因”

について書いたことがあります。

よろしければそちらもご覧ください↓

一人目を自然妊娠で

授かられている方にとっての二人目妊活は

不妊治療のステップアップの判断が非常に難しいと思います。

あとは結果論でしか正解はわかりませんが、

Kさんの場合は現在の年齢を考えると

まだ少し余裕がありそうなので、

もう少し自然妊娠にこだわって

トライしていく余裕もあるかなと思います。


ご相談はLINEからお気軽にどうぞ↓

友だち追加

※不要になった時点で友だち登録はいつでも解除できます

LINEで送る
Pocket

〒 151-0064
東京都渋谷区上原1-35-2 上原銀座ビル3F

受付時間(定休日:月・木)
火・水・金:11:00〜19:00
  土:10:00〜18:00
  日:11:00〜17:00
  祝:11:00〜17:00

ご予約