2017.7.4 - 2020.5.24
先日、
不妊鍼灸で通われる患者さんに
「採れた卵が1個だった場合、
ふりかけよりも顕微の方がいいですよね?」
と聞かれました。
これについての真の答えは、
当然結果論でしかわからないのですが、
以前、別の患者さん方から聞いたお話をシェアさせていただきました。
こちらでもシェアさせていただきます。
日本で一番有名な不妊専門クリニックでは、
採卵後に必ず培養士さんとお話しする機会を
与えられているのですが、
このクリニックに通う複数の患者さんから、
「培養士さんがこんな話をしていた」
と伺っていたお話です。
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《そのクリニックの培養士さんからのお話》
顕微授精にすれば受精率はふりかけと比べて
10%上がります。
ただし、胚盤胞到達率はふりかけの方が
顕微授精よりも10%高いです。
ですので、
一概にどちらがいいとは言うことができません。
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とのこと。
受精率は顕微の方がいいけど、
胚盤胞到達率はふりかけの方がいいと。
膨大な採卵周期数を誇る不妊専門クリニックの
培養士さんが言うことなのだから
おそらくそうなのでしょう。
だからこそ、
複数の卵が採れた場合は
半々で顕微とふりかけをすることを
勧められるケースもありますね。
これをスプリットなんて呼んだりします。
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