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未成熟卵子、廃棄か培養継続か

体外受精をされる場合、

採卵時のはじめの過程としては

「成熟卵が採れるか」

「未成熟卵が採れるか」

「変性卵か」

「空胞か」

です。

変性卵か空胞の場合は、

残念ながら受精を試みることすらできません。

成熟卵が採れることがもちろん理想。
問題は未成熟卵です。

未成熟卵として採れた場合、

変性卵が採れた場合と同様に

受精を試みることなく

そのまま廃棄になるクリニックと、

成熟を待って、成熟した場合は

顕微授精にて受精を試みるクリニックが

あります。

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先日、

東京都内の某有名クリニックの培養室長さんと

お話しさせていただく機会があったのですが、

ここのクリニックは未成熟卵は基本的に

使用しない(採れても廃棄)とのこと。

理由としては、以前は未成熟卵が採れても、

成熟を待って受精を試みている時期もあったけども、

ことごとく受精率や凍結率が悪く、

仮に凍結して移植できたとしても

全く着床に至らなかったから

、、だそうです。

ただし

「”ある程度刺激をした上で”

採れた未成熟卵は使用が難しい」

と付け加えられていました。

この培養室長さんが

勤務されているクリニックは

比較的高刺激で有名なクリニックです。

逆に、

未成熟卵が採れても積極的に培養し、

成熟した際は使用している自然周期系のクリニックでは、

ここに通院される患者さんの

未成熟卵のその後の経過を聞いていても、

ちょくちょく未成熟卵由来の胚盤胞が凍結できたり、

それを移植して妊娠されるケースも

普通にある印象です。

”ある程度刺激したにも関わらず未成熟卵”

である場合と

”自然〜低刺激周期で採れる未成熟卵”

では意味が違うのかもしれません。


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