2019.2.18 - 2021.9.30
僕はいつも
日曜日も治療しているのですが、
昨日は祖母の一周忌で
お休みをいただいておりました。
患者さんともよく話すのですが、早い。
本当に一年経つのが早い。
つい先日お葬式だった感覚なんですが
もうあれから一年経ったのかと。
祖母とは物心ついた時から
一緒に暮らして育ったので、
未だ実家に帰ると普通にリビングで
お菓子食べながら
大好きなミルクコーヒーでも飲んでいそうな
感じなのですが(笑)。
「もうおばあちゃんがいなくなってから
一年も経ったのかぁ」
なんてことがとにかく頭を巡った1日でした。
、、、すみません、一周忌に関する
いたってフツーの感想かもしれませんね笑
本日もご質問をいただいております。
お名前:匿名さん
ご質問内容:
いつもメルマガを拝見しています。ありがとうございます。
現在42歳で昨年6月から体外受精を開始し、初めての移植は陰性。8月の2回目の移植は妊娠反応が出たのですが化学流産。そして年末に3回目の移植をして妊娠したのですが、先日心拍が見えず稽留流産となりました。
2月6日に掻爬手術をしました。体外受精をしている病院にはまだ凍結胚があるのですが、2回目の生理が来たら治療を再開します、と言われています。この2ヶ月の間、何かできることはありますか?お忙しいところ恐れ入りますがよろしくお願い申し上げます。
以上です。
匿名さん、ご質問ありがとうございました。
本当に、僕には察するに余りあるほど
流産はとってもお辛い経験です。
まだ間もなくて非常にお辛い時期で、
僕が偉そうに何かを言える状況では
ありませんが、
それでもこうしてご質問をいただいたので
僕なりにお答えさせていただきます。
>>体外受精をしている病院にはまだ凍結胚があるのですが、2回目の生理が来たら治療を再開します、と言われています。この2ヶ月の間、何かできることはありますか?
主治医からも
お話があったかもしれませんが、
今回の匿名さんのように
初期の流産では特に、
多くの原因は染色体異常によるものです。
これについては
精子と卵子が出会って
受精卵となった時点で
決まっていた運命だと考えられ、
誰にでも起こりえることです。
妊娠中の過ごし方に流産の原因を見出し、
ご自身を責める方がいらっしゃいますが、
染色体異常だった場合はそれは間違いで、
どんな過ごし方をしていたとしても
起こってしまうものです。
ですが、
染色体異常以外でも
流産のリスクが高まる要因がいくつか
わかっています。
有名なところでいうと
・血流の悪さ、血液のかたまりやすさ
・免疫系
・甲状腺系
などですね。
これらは不育症外来で調べることができます。
そしてこれらについては、
もしもリスクある状態であることがわかれば、
投薬によってリスクを減らすことができます。
不育症の定義は『3回以上の流産』なので、
匿名さんには当てはまらず、
教科書的に言えばいま不育症外来に
かかる状況ではないかもしれませんが
これらを今の時点で検査しておくことは、
問題があってもなくても
決して無駄にならないと思います。
以上です。
匿名さん、ご質問ありがとうございました。
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