院長ブログBLOG

着床のためにできること

2019.4.11 - 2021.9.8

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日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの國井(くにい)です。

本日もご質問をいただいております。

お名前:SAKURAさん

ご質問内容:
いつもメルマガで勉強させていただいています。
家が近ければ國井先生の鍼灸院へ行きたいのですが遠方のため。
現在顕微授精で治療しています。
初めての採卵で5つ凍結できたのですが、今まで2回戻して陰性でした。すると医師が「次はホルモン補充で移植します」と言いました。ただ、1回目の移植も2回目の移植も、移植の後からホルモンのお薬は使っていたので意味がよくわからなかったのですが、今までとは違う方法??で戻すみたいです。
國井先生が前にブログに書かれていた「移植後の過ごし方」はなるべく実践して、近所の鍼灸院にも行こうと思っているのですが、例えば何か病院にやってもらえることなどはありそうでしょうか?私が通う病院はフレンドリーで、質問なども嫌な顔せず聞いてくれます。國井先生がいろんな患者さんのケースを見ている中で、アドバイスしていただけると嬉しいです!

以上です。

SAKURAさん、ご質問くださりありがとうございました!


まず、


>>医師が「次はホルモン補充で移植します」と言いました。ただ、1回目の移植も2回目の移植も、移植の後からホルモンのお薬は使っていたので意味がよくわからなかったのですが、


こちらの件についてですが、文中から察するに、おそらく

過去2回の移植は自然周期によるもので、次はホルモン補充周期を試してみる、

ということかと思います。

凍結胚移植をする移植周期は、大きく

”自然周期”
(※”排卵周期”と呼ばれることもあり)

”ホルモン補充周期”

に分けられます。

・・・厳密にいうとドミノ周期もありますけどね、ここでは割愛します。


ホルモン剤を使ったとしても、排卵してからの使用であればそれはホルモン補充周期とは言いません。

・・・ややこしいですよね笑

ちょっと久しぶりに動画を撮ってみたので、ご興味があればご覧になってみてください。

14分弱で自然周期とホルモン補充周期を

説明してみました。


『自然周期とホルモン補充周期について』

凍結胚移植:自然周期とホルモン補充周期について

>>例えば何か病院にやってもらえることなどはありそうでしょうか?私が通う病院はフレンドリーで、質問なども嫌な顔せず聞いてくれます。



未だ高圧的な態度のお医者さんがいる話も少なからず聞くことがある中、患者さんが気兼ねなく質問できる空気をつくってくれているというのは素晴らしいですね。


SAKURAさんがどこまで今の病院で検査などされているのかはわかりませんが、貯蔵型ビタミンD(25-OHビタミンD)検査銅亜鉛検査は、着床不全の改善目的にも取り入れるクリニックは増えてきている印象です。


また、最近のメルマガでも度々挙げていますが、慢性子宮内膜炎の検査は都内の主要クリニックではかなりスタンダードになってきました。


上記3つ、もし今までSAKURAさんがされたことがないのでしたら、一度相談してみてはいかがでしょうか。


以上です。

SAKURAさん、あらためましてご質問いただきありがとうございました。

次の移植が成功すること、心よりお祈りしております。


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