カテゴリ:症例

FSHが20超えでも2

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今日は昨日の続きを書きたいと思います。

まだ昨日のブログを読んでいない方は

先にそちらをご覧くださいね。

 

不妊治療歴が3年。

採卵回数も2桁で、

直近3回の採卵は変性卵2回、空胞1回。

D3(生理3日目)の

FSHの基礎値は20超え。

 

そんな状況の中、

今年3月に来院された39歳の患者さんが、

つい先日、陽性判定。

 

僕は鍼灸治療以外に、

この方にどんなアドバイスをしていたのか。

 

それは

「水分摂取量を”減らす”こと」

です。

 

初診時にこの方の体表面を観察すると、

まず舌は腫れぼったく、

歯の痕がクッキリついていて、

苔(コケ)も厚め。

 

東洋医学では、

消化器は水分代謝と深く関わる臓器のひとつ

と捉えます。

水分代謝が悪くなると、

舌もむくみ、苔が厚くなります。

 

また、

むくんだ舌は、口を閉じている間に

舌の外側にある歯の圧迫を受けるので、

歯の痕がつきます。

つまり、

腫れぼったい舌で、

歯の痕がついていて、

苔が厚かったら、

それは東洋医学的に

”消化器に負担をかけている人にみられやすい現象”

のひとつなのです。

消化器が弱っているから、

消化器の働きである

”水分代謝”

がうまくいかず、

このような所見が舌に現れてくる。

。。と捉えられます。

 

それなのに、

この方にお話を伺うと

「水分はたくさんとったほうが

いいと聞くので、喉が渇いていなくても

とにかくマメに、

意識的にとるようにしています!」

とおっしゃっていました。

 

消化器の機能がうまくいかず、

余分な水分が

体に蓄積している可能性が示唆されるのに、

さらに水分を過剰に摂取することは

東洋医学的にはいただけません。

 

そこで僕は初診の鍼灸治療後に

「ちょっと逆に、

”余分な水分を摂りすぎないこと”

を意識して過ごしてみましょう」

とアドバイスしました。

 

体に蓄積する余分な水分、

これは湿邪(しつじゃ)です。

外の湿気を

「湿邪」

とよぶ、というお話を以前しましたが、

※読んでいない方はコチラ↓
https://kuniichiryouin.com/blog/2016/07/netemonetemonemuiriyuu/

 

少し専門的な話に踏み込むと、

自然界の湿邪を

”外湿(がいしつ)”

と呼び、

体内にある湿邪を

”内湿(ないしつ)”

と呼びます。

 

内湿を溜め込む要素としては

・余分な水分の摂りすぎ

・甘いものの摂りすぎ

・脂っこいものの摂りすぎ

・お酒の飲み過ぎ

など。

 

内湿を溜め込んでいる人ほど、

外湿が旺盛になった時に

体調を崩しやすくもなります。

ちなみにお盆休み中、

連日お酒を多量に飲んでいた僕は

内湿が非常に旺盛になっていました苦笑

※読んでいない方はコチラ↓
https://kuniichiryouin.com/blog/2016/08/jyuudenkanryousimasita/

 

湿邪は子宮や卵巣系にも

悪影響を及ぼす可能性の大きい邪です。

なので僕はこの方に、

まずはこれ以上、内湿を溜め込ませないように、

先ほどのアドバイスをしたのです。

同時に、

消化器の働きを回復させるための

鍼灸治療をメインに施術を重ねていきました。

 

すると、

みるみる舌の所見が改善していきました。

 

腫れぼったさがなくなり、

苔が薄くなり、

歯の痕が目立たなくなっていったのです。

それに伴い、

昨日のブログでお伝えしたように

採卵結果も変わっていき、

ついには陽性判定まで聞けたのです。

 

「水分摂取量を”減らす”」

この話は

全ての不妊治療がうまくいっていない方に

当てはまる話ではありません。

 

ただ、

東洋医学の独特の観点から体を見つめ、

自身にあった体質改善に取り組んでいければ、

このような結果につながるケースも

事実としてあるのです。

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