多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と排卵検査薬

今日も質問にお答えします。

 

お名前:匿名希望

質問内容:
こんにちは。
38歳、多嚢胞性卵巣症候群のものです。
排卵しにくいという事で、排卵誘発剤のクロミッドを1.5年位続け、タイミング法を一年位、と人工受精を5回位行いましたが、未だ妊娠できていません。最近はクロミッドのせいか、子宮内膜が薄くなってしまったのと、病院通いに疲れたこともあり、不妊治療お休み中です。
そこで、お休み中に可能な限りタイミングを取ることだけはしてみようと思っています。
排卵検査薬でLHサージの確認と基礎体温は付けているのですが、私の場合、排卵検査薬陽性になってから、基礎体温が上がるまで4〜5日かかります。このような場合、排卵検査薬の陽性にタイミングを合わせるべきか、基礎体温が上がるタイミングに合わせるべきかもしご意見頂けるようであればお願いします。(多分こういうずれのある方は多いのではないかと。。。)
また、タイミングを取るのは排卵の2日前が良いという情報をネットなどで見かけますが、本当でしょうか?(病院の人工受精は排卵日当日に合わせていたように思います)
ちなみに生理周期は35-38日
位で、基礎体温が上がってから生理までは14日くらいです。
このタイミング法をあと3ヶ月位続けてダメなら体外受精に進もうと思っています。
よろしくお願いします!

 

以上です。

匿名希望さん、ご質問ありがとうございました!

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多嚢胞性卵巣症候群とのこと。

まず、

ご存知の話かもしれませんが、

排卵検査薬とは、

LH

というホルモンが一過性に急上昇して、

それが尿中に出てきたものを察知しています。

ただですね、

一般的に多嚢胞性卵巣症候群は、

LHというホルモンの基礎値が

そもそも高いケースが多いことが特徴です。

なので、

排卵の合図となる

LHの急上昇が起きていなくても、

排卵検査薬で陽性反応がでてしまう可能性があります。

 

匿名希望さんの詳細なホルモン値などが

わからないので

不確かなことしか言えないのですが、

排卵検査薬陽性がでてから体温が上がるまでに

5日くらいかかるということを考えると、

もしかしたらそういったことが

起きているのかもしれません。

 

また、低温期というのは個人個人によって

長さが大きく異なりますが、

高温期というのはどんな人でも

10〜14日、

本当に長い人でも16日くらいです。

つまり

『生理周期が長い人』

というのは

『低温期が長い』

ということです。

 

基礎体温が上がってから生理がくるまでが

14日くらいなことを考えると、

やっぱり排卵検査薬が体温の上がる5日前に

反応しているというのは偽陽性の可能性も

視野にいれた方がいいかと思います。

 

タイミングは2日前がいいといわれているのは

事実です。

卵子と比べると精子のほうが寿命が長いので、

排卵してからタイミングをとるよりも、

卵子が排卵される頃には

すでに精子が卵管膨大部で

待ち構えている状況

をつくっておくことが理想と言えます。

※よろしければこちらもご覧ください↓

ドクターの考え方により

異なることも多いです。

たとえば人工授精の場合は、

「洗浄濃縮することで代償的に精子の寿命が

短くなる」

と考える医師もいますので、

匿名希望さんが人工授精をしたクリニックは

そういった考えなのかもしれません。

『生理周期が35〜38日、高温期が14日』

で安定されていることを前提で考えれば、

個人的には

排卵検査薬は参考程度にしておいて、

D18 〜 D24

の期間でできるだけ夫婦生活をもつよう

頑張れれば、

タイミングははずさないかと思います。

 

ただ、既往歴を考えると、

やはりタイミングや人工授精では解決できない

原因がある可能性も示唆されます。

いまの匿名希望さんの年齢を考えても、

体外受精という方法ならば

十分に妊娠できる可能性は高いと思いますので、

もしもタイミングを数周期重ねて妊娠せずに

体外に踏み切るならば、

実績ある、

ご自身にあった不妊専門クリニックを探した上で

トライすることをおすすめします。

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