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当院が不妊鍼灸に力を入れる理由

「なぜ先生は不妊鍼灸をしようと思ったのですか?」
当院に来院される方にしばしば聞かれる事があるため、その理由をはじめにお話ししたいと思います。少し長くなりますが、不妊鍼灸でご来院をお考えの方はぜひ一度目を通してください。

私は鍼灸師の資格を取得後、鍼灸の教員養成科に進学しました。鍼灸の教員養成科とは、文字通り鍼灸学校の教員資格を取得する学科です。とは言っても、教員になりたいと思っていたわけではありません。
当時の私の夢は『自分の治療院を開業すること』でした。しかし、鍼灸学校を出ただけでは臨床力が圧倒的に足りません。開業できるだけの力をつけるには、とにかく経験を積むことが大事。教員養成科で学ぶことは、それを時間短縮する手段になると思ったのです。
教員養成科は教員を養成する場であるため、実技の時間もしっかり割かれ、また、鍼灸業界で高名な先生方が講師として集まっていることでも有名でした。
進学は大正解で、座学•実技ともに充実した勉強ができました。そして思わぬ副産物として、モチベーションの高い多くの仲間にもめぐり会うことができました。

教員養成科入学後まもなく、東洋医学系の勉強会にも入会し、東洋医学に基づいた鍼灸治療の魅力にドップリと浸かっていきました。学校に附属している施術所で外来患者さんの治療にあたると同時に、「開業のためには少しでも多くの患者さんに触れなくては」との思いから、鍼灸院でのアルバイトも始めました。
肩こり・腰痛・膝の痛みなどの運動器症状はもちろん、うつやパニック障害などの精神症状、食欲不振・下痢・便秘などの消化器症状、悪寒・鼻水・咳などの風邪症状、生理痛・生理不順などの婦人科症状と、あらゆる患者さんのあらゆる訴えに対して、東洋医学的に考えて鍼灸治療をし、その結果に一喜一憂する日々を繰り返しました。

そんな中、不妊を主訴とする一人の患者さんに出会いました。体外受精に挑戦されている患者さんでした。当時は不妊症について特別勉強もしていなかったため、具体的な治療の相談に乗ることはできませんでしたが、数回施術を担当した頃「陽性がでたんです!」と報告を受けました。今振り返ってみれば、患者さんの年齢も30代前半ですし、体外受精による陽性。鍼灸の効果を実証するのは難しい状況で、“たまたま”と言われればそれまでですが、それでも「新しい命の誕生に貢献できるなんて、こんなに嬉しいことがあるのか!」と大きな衝撃を受けました。
患者さんが患っていた病や症状をやっとの思いで克服したとき、そのときの喜びに直接触れることができることが鍼灸師としての一番の醍醐味です。不妊症という症状もまさにそれで、体質改善をお手伝いすることができたとき、鍼灸師としての幸せを大いに感じることができることを知りました。
「この感動をもっと体感したい」との思いから、以来、西洋医学的な不妊症の勉強も始めました。日本不妊カウンセリング学会にも入会し、不妊カウンセラーの資格も取得しました。
教員養成科卒業間近の2010年2月、ここ、代々木上原で夢であった開業を果たし、あらゆる病気や症状をお持ちの方の治療にあたると同時に、不妊症を主訴とした患者さんも日に日に増え、現在では当院の約8割の方が不妊鍼灸を受けられています。
多くの嬉しい報告を受けることができましたが、辛い報告もたくさん受けました。自身の無力さに駆られることは今でも日常茶飯事で、どうすればもっと良い結果に繋げることができるのかを試行錯誤しながら毎日治療にあたっています。

最新医療を持ってしても、お子さんを授かる夢をなかなか叶える事ができない人が後を絶たない今、『不妊症』という症状を扱った営利目的による商売も増加傾向にあり、鍼灸もそのひとつとして疑いの目を向ける方も少なからずいらっしゃると思います。正直なところ、体外受精などの高度生殖医療を受けられている患者さんが鍼灸治療を併用し妊娠に至られても、『鍼灸が効果的だったこと』を証明するのは本当に難しいことです(※不妊症に対する鍼灸の効果を証明するため、しっかりとした統計結果から論文を報告している団体や研究施設、治療院があることは素晴らしいことですし、当院もいつかはそういった試みに挑戦したいと思っています)。
東洋医学的な治療において、妊娠しやすい方向に改善をはじめているという目安は、あくまでも患者さんが持っている自覚症状(例:冷え・便秘・イライラなど)の改善と、治療者側がみる他覚的所見の改善(脈や舌やお腹の変化など)に依存します。例えば西洋医学のホルモン値のように、誰が見ても“客観的”にわかる数値化をすることはできず、患者側・治療者側の“主観”が目安になるので、人によっては不妊鍼灸が『根拠のない曖昧なもの』に見えてしまうことがあるのも十分わかります。
しかし、患者さんの自覚症状・治療者側がみる他覚的所見が、双方による“主観”のもとにでも改善がみられてくると、良い結果に繋がりやすくなることは私自身が身をもって経験してきたことでもあります。排卵誘発剤が全く効かなかった方が薬なしで排卵できるようになったり、体外受精に取り組まれていた方がお休み周期で自然妊娠されたり、初期流産を何度も繰り返していた方が無事に出産されたり。不妊鍼灸の効果を実証することが難しい中にもしばしばそういった症例を体験することで、西洋医学とは違った観点から不妊症や不育症にアプローチする不妊鍼灸には意義があることを確信しています。

2013年8月の移転に伴って、新たなスタッフも加わりました。どのスタッフも、真剣に鍼灸と向き合い、誠実に臨床に取り組む真面目で優秀なスタッフです。
私たちは患者さんの喜びを共有するために毎日治療にあたっています。もしもこれを読んでいただいたあなたがご来院されたならば、誠心誠意をもって治療にあたらせていただくことをここにお約束します。

くにい治療院院長 國井正輝

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