2016.6.18 - 2021.10.26
日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの國井(くにい)です。
僕の地元は東京の下町なんです。
一度、一年間だけ別の区に住んだこともありましたが、それ以外は幼少から、開業2年目に治療院近くに引っ越すまで、ずっと地元の実家にて生活してきました。
東京の生活が長い方ならご存知かと思いますが、僕の地元、あまり評判がよくないんです苦笑
んー、、なんでしょう、多分、犯罪のニュースが多いことからきているイメージなのでしょうかね。
でも、地元の僕からしたら、全っ然問題無いわけですよ!
そんなにそこら中に変なオジサンがいるわけでもないですし(笑)、むしろ物価は都心部と比べると安いので生活もしやすいと思います。
患者さんの中にも、僕の地元に住んだことがある方や、現在も住んでいる方もいらっしゃいますが、
「いざ住んでみると全然いいところですよね」
なんておっしゃっています。
住めば都。
イメージほど悪くはないものです。
不妊治療における、あらゆる検査や治療もこれに近い部分があると思います。
今回はそんな話です。
たとえば、子宮卵管造影検査や通水検査の前評判を聞いてなかなか検査にふみきれない方。
卵管の疎通性をみる検査は「痛い」とおっしゃる方が多いため、検査前に恐怖を感じる方が少なくありません。
確かにそのような体験談はSNS上にも山ほどあります。
しかし、いざ検査をしてみると
「想像よりも痛くなかった」
おっしゃる方もまた一定数いらっしゃいます。
たとえば、無麻酔採卵が痛いと聞いて、有名クリニックを敬遠されている方。
僕が現在カウンセリングと不妊鍼灸を行なっているのは、東京の代々木上原というところです。
都心にほど近いので、東京都内の有名クリニックに通院されている患者さんもたくさんいらっしゃっています。
これから初めての体外受精を考えている方のご相談を受けることも多々あるのですが、多くの方が候補に挙げるひとつが、誰もが知っている新宿の自然周期を得意としたクリニックです。
そんな中、結構な頻度で聞かれる質問は
「無麻酔採卵って痛いんですかね??」
現在僕が働いている代々木上原(くにい治療院)は、新宿から5〜10分。
開業したのが2010年ですから、ここのクリニックに通院する患者さんには今までたくさん寄り添ってきました。
おそらく500人は軽く超えるでしょうね。
実際にここで採卵された方に痛かったかどうかを伺うと、どのような答えが返ってくるか。
統計をとったわけじゃないので、完全に僕の
感覚的”
な、
“ザックリした印象”
を書かせていただくと、、、
・全く痛くなかった:10%
・思ったよりも痛くなかった:60%
・まあまあ痛かった:20%
・とっても痛かった:10%
、、、といった感じでしょうか。
ここで、無麻酔採卵が
「全く痛くなかった」
とおっしゃっていた方の中で、最も印象的だった相談者さんの話を。
この方、不妊治療を自身で調べたり、ネットで様々な情報を得ようとしたりを全くされない方で、いざ採卵日の当日でも、
お腹から卵巣に針を刺す”
ものだと思っていました。
無麻酔採卵の真っ只中、
「いつお腹に針を刺すのだろう???」
と構えている間に
「はい、終わりましたよ〜」
と、経膣で採卵が終わっていたという、、嘘みたいなホントの話です笑
そのくらいこの方にとっては、このクリニックでの採卵が全く痛くなかったということですね。
上記しましたように、3割くらいの方は
「痛かった」
とおっしゃっているというのも正直な印象です。
ただ反面、7割くらいの方は
「痛くなかった〜想像していたよりも痛くなかった。」
というのは、恐怖心と戦いながらも勇気を出して一歩を踏み出した患者さんの実際の体験談を誇張なくお伝えさせていただいた結果です。
無麻酔採卵に関しては、必ずしもそのクリニックに行く必要性があるかは
“人による”
と思いますが、子宮卵管造影検査に関しては、やったことのない人はやってみて損はないと個人的に思います。
理由としては単純に、
「子宮卵管造影検査に踏みきって、その後のゴールデンタイム中に自然妊娠する方をたくさんみてきたから」
です。
痛みに関する前評判で躊躇されている方には、ぜひ参考にしていただきたく思います。
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