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移植後も基礎体温が低いまま。。。

2016.5.29

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あなたは基礎体温、測っていますか?

「測ってはいたけどストレスになるからやめちゃった」

っていう方も、僕がみている患者さんには多いですが。

一般的に基礎体温は

排卵

に上がります。

排卵した後の卵胞の残骸が

「黄体」

に変わり、この黄体から分泌される

黄体ホルモン(プロゲステロン)

が脳の体温調節中枢に働いて、一般に0.3度以上体温を上げます。

体外受精の凍結胚移植の際、自己排卵をさせてから戻すことを

”自然周期(もしくは排卵周期)”

による移植といいますが、今年の2月、この自然周期での胚盤胞移植の際、体温がほとんど上がらない方がいました。

移植時の黄体ホルモンの数値は問題なかったのですが、移植後〜判定日前日までの基礎体温は36.5度前後。

この方の低温期は36.3〜4度前後なので、0.3度の差もできていません。

しかし胚盤胞移植1週間後にあたる判定日、

hCG:60台で陽性判定。

P4:35.4↑ と十分な数値。

※P4=黄体ホルモン

着床してhCGが分泌され、このhCGが黄体に働き、

『妊娠黄体』

という強力な黄体に変えて、これにより、黄体ホルモンの分泌量もしっかり増えているので、ならば体温も上がるはず!!!!!

。。というのが

教科書的な考え方だと思うのですが、やっぱり

人間の身体って教科書通りにいかない

ものです。

ちなみにこの方は現在妊娠12週を超えましたが、基礎体温は相変わらず、ずっと36.5度前後で推移しています。

※追記:その後、無事にご出産された報告をいただきました。

自然周期での移植後、思うように基礎体温が上がらなかったとしてもこの記事を思いだして、それほど落ち込まないでくださいね!

判定日が来るまでは誰にも結果はわかりませんから。

また、移植後から判定日までの間に、基礎体温が明らかに落ちた場合、すぐに報告し指示を仰ぐことを義務づけているクリニックもあります。

当然通院されているクリニックの指示に従いましょう。

基礎体温の基礎的なことは以下記事を参照ください。

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