院長ブログBLOG

東洋医学からみた習慣性流産2

2016.6.1

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今日は昨日のブログの

続きを書きたいと思います。

 

”流産を繰り返す人は
消化器系が弱いことが多い”
この事実は、
実際に流産を繰り返された経験のある
患者さんをみると、
本当に高い確率で当てはまります。
そして、そういった方の
消化器の弱りが整っていくと、
”安定期を
迎えられる可能性が上がる”
ことも確信しています。
6年間、
くにい治療院の診療を通じて
実際に体験してきたからです。
それでは、
反復流産や習慣性流産の経験を
お持ちの方が当院に来院された際、
問診と体表観察から、
『やっぱり
消化器系の弱り
があるのは間違いなさそうだ』
と判断したら、
実際になにをしているのか。

 

第一はもちろん、

消化器を整える鍼灸治療をしていきます。
これが僕のメインの仕事です。
しかし、
たとえば1週間に1回、
患者さんが定期的に当院に通われたとしても、
それは168時間のうちの1時間にすぎません。
治療を受けていない167時間をいかに過ごすか。
これが、体質改善を成功させるには必要不可欠です。
消化器に負担をかけないためのセルフケアを
日頃からしっかり意識して実践していただきます。
その中でも具体例を以下に3つ挙げます。

 

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◯脂こいものや甘いものを摂り過ぎない
いずれも摂り過ぎは消化器に負担をかけます。
結果、消化器の弱りを助長するので
摂りすぎに注意しましょう。
◯お酒を飲み過ぎない
僕は個人的に、
患者さんにもあまりお酒を止めていませんが、
飲み過ぎは消化器に負担をかけます。
東洋医学の観点から、
『消化器の弱りが流産の要因の一つ』
と判断すれば、
やはりお酒を少々控えてもらうよう勧めます。

(それでも断酒はすすめてませんが笑)

西洋医学ではお酒は”肝臓”に負担をかける

と、とらえますよね。

東洋医学の世界でも、お酒と肝臓は
関係ないことはありませんが、
どちらかというと消化器系への
負担を意識します。

 

◯食事をとる時間は一定にする

毎日食事をとる時間帯がバラバラだったり、
間食をしょっちゅうしていたりすると、
それ自体が消化器に負担をかけます。
逆に、食事をする時間帯を一定にして、
間食をなるべく無くすと、
消化器自体が”学習”して、
その時間帯になると
飲食物を受け入れる体制を
勝手に整えてくれるようになります。
すると消化器に負担をかけることなく、
飲食物をスムーズに消化・吸収しやすくなります。

 

もしもあなたに流産の経験があって、

胃腸が強くない自覚があるのだとしたら。
ぜひ、上記3つを意識して
毎日を過ごしてみてください。

 

 

 


 

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