院長ブログBLOG

水分の”摂りすぎ”が不妊を招く

2016.8.20 - 2021.9.28

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ここのところ雨が多く、

湿度が高いですね。

こんなときは湿邪(しつじゃ)の影響を

受けやすくなります。

※湿邪についての過去記事はこちら

あいかわらず暑い日が続いていますが、

湿度の高いときは、

あまり余分に水分を摂りすぎてしまうと、

体内の湿邪も旺盛になり、

自然界の湿邪と呼応して、

湿邪特有の症状が

出てきやすくなってしまいます。

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また、

脂こいものや甘いものの摂りすぎも

体内の湿邪を旺盛にするもののひとつです。

実際に、

あなたも最近、天気が崩れだしてから

・寝ても寝ても眠い

・身体がダルい

・膝から下が重だるくムクむ

・気分が沈みがち

・頭が重い

などの症状を感じているとしたら。

水分の摂りすぎに注意したり、

飲食を節制することをこころがけましょう。

湿邪は

身体の”下”を侵襲しやすい邪

でもあるので、

溜め込んでしまうと生殖器系にも

悪影響を及ぼすと考えられます。

実際に中医学では、

湿邪を不妊の原因のひとつとしても

捉えていますからね。

最近のメディアでは、

「水分は余分に摂っておく分には問題無い」

とアナウンスされることが多いですが、

東洋医学ではそんな風には考えません。

もちろん、

外にいる時間が多く、

汗として水分を消費している人は、

脱水症状を起こす危険性もあるので

この時期は多量の水分摂取が肝要ですが、

基本、冷房の効いた部屋過ごすことが多く

汗をかくこともそう多く無いのであれば、

夏であっても水分の”摂りすぎ”は

よくないこともあるのです。

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