2022.5.29
当院は、不妊鍼灸によって妊娠の可能性を広げるお手伝いをしています。
鍼灸は間違いなく不妊症に効果的だと、くにい治療院の歴史を通じて自信を持って言えます。
ただ、その不妊鍼灸と同じくらい、不妊カウンセリングも重要視しているのが当院の特徴でもあります。
不妊カウンセラーとして、不妊に向きあうあらゆる相談者様とカウンセリングを重ねていく中で、確信に変わったこと。
それは、
『不妊カウンセリングそのものが相談者様の未来を変えることがある』
という事実です。
今回はそんなお話を綴っていきたいと思います。
くにい治療院開院当初は、とにかく“鍼灸の力”で相談者様の妊娠・出産をお手伝いすることこそが当院の使命だと思っておりました。
ですが、振り返ると、不妊鍼灸と同等に不妊カウンセリングも大きな役割を担ってきたとつくづく感じるのです。
鍼灸は、相談者様と定期的・継続的に、一定の時間をお話しすることができます。
だからこそ、
・あらゆるクリニックの治療方針
・新しい治療オプションや検査の導入
・クリニックでの体外受精の結果
などの情報が得られます。
これら貴重な情報は日々の診療を通して当院にインプット、アップデートされ続けていきます。
常にアンテナを張り、当院にいらっしゃる相談者様を介して最新の不妊治療動向やクリニック間の成績なども把握できることで、
“確かな情報の引き出し”
が蓄積され続けてきました。
これにより、増え続けていく不妊治療の選択肢に迷いを生じている相談者様へ、当院が知りえる確かな情報群の中から、
“その方に合った情報”
を厳選して提供し、方針決定をお手伝いすることが可能となったのです。
例えば。
「いま通院されている◯◯クリニックとは治療方針の異なる□□クリニックを知っているか」
「まだ◯◯の検査を行ったことがないようなので、まずその検査をしてみてはどうだろうか」
「◯◯の方法を試してみる価値があるのではないか」
この当院独自の不妊カウンセリングの取り組みが、たくさんの方から妊娠・出産報告をいただけた大きな理由の一つだと間違いなくいえるのです。
くにい治療院を開業し、あっという間に12年以上が経過しました。
振り返ると、西洋医学的な不妊治療もこの間に様々な変化をとげています。
ほんの一部のクリニックでしか行われていなかったAMH検査は広く普及しました。
体外受精は凍結胚移植推奨傾向が強まったことにより、「採卵周期」と「移植周期」が分けられることが多くなりました。
閉経後の乳がんの治療薬だったレトロゾールが排卵誘発剤として使用されることは珍しくなくなりました。
条件はありますが、胚の染色体異常の有無を事前に調べることができる着床前診断も認められるようになりました。
そして今年の春からは、体外受精の保険適用もスタートしました。
端的に表現すれば、不妊治療の選択肢は大幅に増えました。
しかしその弊害として、特に都心部で不妊治療に取り組む方々は
「どうしたらいいかがわからない」
という迷いを生じやすくなっています。
あなたに合った情報の整理を、私たちがお手伝いします。
当院は、提携しているクリニックなどは一切ありません。
どこにも属さないからこそ、フラットな立場で相談者様が本当に必要としている情報をともに考え、お伝えすることが可能です。
いまから最短での妊娠〜出産を実現するために。
これから不妊治療を始める方は、選択を誤らないための一助として。
すでに不妊治療に取り組んでいる方は、選択を再考するための一助として。
「相談者様がもしも私の身内だったら、私は何を伝え、どんなアドバイスをするのか」
常にこの思いを胸に秘め、誠心誠意をもってカウンセリングさせていただきます。
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