2021.11.29 - 2024.5.23
日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの國井(くにい)です。
先日、ナチュラルアートクリニック日本橋と新橋夢クリニックの理事長である寺元章吉先生がわざわざ当院までご挨拶にいらしてくださいました。
もともと寺元先生と直接の面識があったわけではありません。
なぜ寺元先生がわざわざ当院に足を運んでくださったのか。
ナチュラルアートクリニック日本橋の特徴とともに綴っていきたいと思います。
=目次=
くにい治療院が開院したのは2010年2月です。
開業当初は不妊鍼灸と一般鍼灸の二つの看板を掲げて診療をおこなっていました。
次第に不妊鍼灸が口コミを中心に広がり、2013年に現在のテナントに移転する頃には9割の患者さんが不妊鍼灸で来院していたため、移転と同時に不妊鍼灸専門の色をより濃くしました。
2010年の開業当初、僕はただひたすら鍼灸の力で患者さんの妊娠力を高めることしか考えていませんでした。
しかし、徐々に患者さんが増え、開院2年目の終盤頃にあることに気づきはじめます。
今でこそ、女性の年齢と妊娠力には密接な関係があることの社会的認知が進みましたが、くにい治療院が開院した2010年当初はまだまだでした。
当院に訪れる患者さんもそのほとんどが40歳前後の方。
(最近は20代〜30代前半の方もザラにいらっしゃいます)
また、
「不妊鍼灸」
という分野も、今ほど妊活中の方々に認知されていませんでしたので、
クリニックでの治療手段も体外受精で、それでもなかなか授かれないから
「なにかできることは他にないか」
と模索して鍼灸院にたどり着く、というケースが大半でした。
つまり、当時、不妊鍼灸を選択する方の多くは難治性不妊とされる方々だったのです。
そんな中でも、当院への通院を始めたのちに妊娠を遂げる方もいます。
当初は、鍼灸の力によって奇跡的な妊娠を後押しできているのだと自己満足に浸っていましたが、たくさんの経験を積んでいく中で、
「クリニックの転院も絡んでいるケースが少なくない」
ことに気づきます。
あるクリニックで何をしても成功しなかった方が、転院をキッカケに嘘のようにあっさり成功するケースを度々目にすることで、
「体外受精は想像以上にクリニック間での技術格差が大きいのではないか」
という僕の中の仮説が、だんだんと現実味を帯びていきました。
開業2年目の終わり頃だと記憶しています。
当院は開院当初より、鍼灸施術とは別にカウンセリングを大切にしていました。
初診時のカウンセリングシートの記入量も、通常の鍼灸院では考えられないほど多く、B5用紙13枚です。
それをもとに40分〜60分くらいをかけてカウンセリングしていきます。
僕が以前所属していた鍼灸の流派が問診を非常に重視していたため、このスタイルで診療を続けていました。
カウンセリングを大事にしていたからこそ、その方がどのクリニックでどう治療されているのかも詳細に記していたため、
「クリニック間の成功率の格差」
に気づくことができた、とも言えるかもしれません。
あらゆる相談者さんの治療経過に寄り添う中で、
「クリニック間の格差」
は僕の中で確信に変わり、ただ不妊鍼灸を提供するだけではなく、その相談者さんの状況次第では
「転院も選択肢の一つ」
と積極的に伝えるようになりました。
もちろん、それでも全ての方が成功するわけではないですが、それ以前と比べて当院の妊娠率はさらに大幅に上がりました。
当院の不妊鍼灸の具体的な成績については別の記事で紹介していますので、お時間がありましたらご覧になってみてください。
冒頭でも記したとおり、開院当初はただただ不妊鍼灸で東洋医学の観点から相談者さんの妊娠率を高めることだけを考えて施術してきました。
しかし、これに気づいてからは不妊カウンセリングをより丁寧に行うこともいかに重要かを再確認しました。
もちろん、鍼灸そのものによっても妊娠力の底上げは大いに期待できるといまでも思っていますし、これからも鍼灸師としての腕を磨く日々は延々と続きます。
ただ、「鍼灸の効果」だけにこだわることは鍼灸師側のエゴであり、最も大切なのは、
“当院に訪れる相談者さんが妊娠・出産されること”
です。
クリニック転院後に妊娠されて、不妊鍼灸の効果自体が証明できなくなってしまうとしても。
「何が効いて妊娠したのか分からなかった」
となってしまったとしても。
そんなことはどうでもいいほど、相談者さんの妊娠・出産報告が僕らにとっても最も嬉しい瞬間です。
「当院に来院される方が妊娠すること」
にフォーカスする上で、不妊カウンセリングは当院にとって不妊鍼灸と両輪をなす位置づけになっていきました。
寺元先生のクリニックが紹介先の一つとなったのは、まだナチュラルアートクリニック日本橋ができる前。
寺元先生が新橋夢クリニックでご活躍されている頃です。
自然周期を主体とした採卵の際、主席卵胞以外の小卵胞にも赤ちゃんとして生まれてこれる卵子が眠っていることを見いだされ、独自の方法で多くの方が救われておりました。
その後、2015年にナチュラルートクリニック日本橋を新たに開院され、変わらず結果を出し続けておられます。
当院では訪れる相談者さんの過去の不妊治療歴を伺い、その方のお仕事や生活リズム、その他あらゆる状況を把握した上で、その方にどのクリニックが合いそうかを考えて、一つの選択肢として転院を提案させていただくのですが(もちろん相談者さんが望んだ場合に、です)、その紹介先として度々候補に挙げられるのが新橋夢クリニックであり、ナチュラルアートクリニック日本橋でした。
先に挙げたとおり、ナチュラルアートクリニック日本橋の大きな特徴のひとつが小卵胞採卵です。
「自然周期での採卵」
というと、多くの方が
「一度の採卵で一つの卵しか採れない」
と思っています。
確かに完全自然周期では、一般的に採卵できるサイズまで育つのは主席卵胞一つなので、そうであれば穿刺できるのも当然一つです。
ですがナチュラルアートクリニック日本橋はここがそもそも違います。
本来なら淘汰されるはずの小卵胞にも針を刺して、中に入っている卵子の回収を試みます。
小卵胞の数は患者さんにより様々で、卵巣機能の低下がみられればそもそも小卵胞もほとんど無いということもありえますが、逆に卵巣機能がまだしっかり保たれていれば、自然周期とは思えないほどの数の卵子が回収できている方も実際にいらっしゃいます。
採卵のタイミング、移植のタイミングの緻密な選定を行うのもナチュラルアートクリニック日本橋の特徴です。
患者さん一人ひとりの、周期に応じたホルモン値の変化の情報を蓄積し、排卵リズムのクセを把握することで、その方にとってのベストなタイミングでの採卵・移植を試みます。
採卵にしても移植にしても、自然周期で行う場合、必要不可欠だと個人的に思うのは
「休診日がないこと」
です。
クリニックに休診日があると、そもそも休診日に採卵や移植が被らないようにする必要があります。
多くのクリニックが採卵時に薬を用いる理由の一つはここにありますし、凍結胚移植の際にホルモン補充周期が採用される理由もまた同様です。
以下動画では、凍結胚移植の際の自然周期とホルモン補充周期について詳しく解説しています。
お時間のある方はご覧になってみてください。
ナチュラルアートクリニック日本橋は年中無休で診療を行っているため、自然排卵ギリギリを狙っての採卵が可能です。
また、自然排卵に任せて移植日を決定できます。
質の高い
「自然周期」
での体外受精を試みるのであれば、とことん自然にこだわることのできる診療体制は必須であると僕は思います。
ナチュラルアートクリニック日本橋は精子も非常に重要視しています。
独自の精子解析を行なっていて、他クリニックでは精子には問題ないとされていた場合でも、ナチュラルアートクリニック日本橋にいくと男性不妊と診断されるケースも少なくありません。
寺元先生が新橋夢クリニックでご活躍されていた頃から、IVF(ふりかけ)と顕微授精の割合は圧倒的に顕微授精だったと記憶しておりますが、現在は全例を顕微授精とされています。
「自然妊娠であれば良好精子は卵管膨大部に辿り着いた時点で選別されているものの、IVFでは必ず良好精子が卵に侵入するとは限らない」
という立場をとられています。
顕微授精も普通の顕微授精(ICSI)ではなく、IMSI(イムジー)を採用されていることも特徴の一つです。
IMSIとは普通の顕微授精よりも高倍率の顕微鏡を用いた顕微授精で、これにより形態良好精子を選ぶことが可能になります。
ナチュラルアートクリニック日本橋は2度の採卵周期を終えるまでは年齢制限なく成功報酬制度を設けています(2021年11月現在)。
ご存知の通り、体外受精は非常に高額です。
それでいて、どんなに治療成績の良いクリニックであっても、その成功率はシビアです。
特に年齢は大きな要因になるのは間違いありません。
そんな中でも、成功しなかった場合は通常よりも費用が抑えられる成功報酬制度を年齢制限なしで設けられているのは、本当に他院では考えられないことだと思います。
ここでは僕からみたナチュラルアートクリニック日本橋の特徴を書きましたが、クリニックのHPでは寺元先生自らが動画でひとつひとつ丁寧に説明されています。
ご興味のある方は直接HPで詳細をご覧になってみてください。
【ナチュラルアートクリニック日本橋HP】
近年、自然周期への批判がネット上でも散見されます。
「日本の体外受精成功率が低いのは自然周期が蔓延っているから」
「自然周期なんてやっているのは世界をみても日本だけ」
これは全てのものに言えることですが、数字は装飾の仕方によっていかなるようにもみせることができます。
そもそも海外は一定の年齢を超えると卵子提供ありきの体外受精になります。
単純に、40代でも自己卵子前提で体外受精をおこなっている日本は、それだけで世界と比べて妊娠率が低くなってしまうのは当たり前なんです。
「刺激をして一度の採卵で数多くの卵を採ることが妊娠への近道」
という主張も度々聞かれます。
もちろん、中には自然周期でうまくいかず、刺激系のクリニックに転院することが成功につながる方もいらっしゃり、その方にとってはそれが正解だったということになります。
が、
自然周期だからこそ授かられたであろう方は、少なくともくにい治療院に過去に訪れた相談者さんでは数えきれないほどいらっしゃり、それは僕が直接この目で見てきた揺るがない真実です。
自然な形での高度な技術の体外受精を提供しているクリニックのひとつがナチュラルアートクリニック日本橋だと、僕は過去の経験から確信しています。
当院から一方的に患者さんの紹介を度々させていただいておりましたが、その御礼としてのご挨拶でわざわざ寺元先生が当院まで足を運んでくださいました。
寺元先生ご自身、一年を通してほぼ週7で診療にあたられていてご多忙なことは有名でしたので本当に恐縮でした。
西洋医学とは異なる観点から施術を行う鍼灸独自の効果や強みも認めてくださっており、僕としてはそれが単純に嬉しかったです。
クリニックの転院が大きな転機となるケースが多いことは、このブログでも度々綴っておりましたが、当院が勧めるクリニックの具体名を出すことはありませんでした。
出し惜しみをしていたわけではなく、クリニック側と面識もないのに一方的にWEB上に挙げることに抵抗があったからです。
今回、ブログに綴らせていただくことも快く承諾いただいたので、初めて具体的なクリニック名を書くことのできたブログとなります。
「全ての方にとって正解になるクリニック」
というのは残念ながら存在しません。
自然周期による治療でなかなか成功しなかった方が、高刺激の治療で成功するケースもある、とも正直に綴っておきます。
つまるところ
“その方にとって合うか・合わないか”
で、最終的な答えは結果論でしかわかりません。
ただ、一つだけ僕が確信を持って言えるのは、ナチュラルアートクリニック日本橋は
「多くの方にとって正解になるクリニック」
だということです。
・高刺激による治療で結果が出ていない方
・そもそも薬を多用する治療に抵抗がある方
・とにかく体外受精がうまくいっていない方
上記に当てはまる方は、ひとつの選択肢としてナチュラルアートクリニック日本橋を考えてみてはいかがでしょうか。
僕が不妊カウンセラーとして自信を持ってお勧めするクリニックの一つです。
妊活に役立つ情報をInstagramにも不定期に投稿していますので、是非ご覧になってみてください。
https://www.instagram.com/masaki_kunii_
当院では、都内を中心としたあらゆるクリニックでの不妊治療をされている方々と密に接してきた経験を活かし、不妊カウンセリングを行なっています。
あなたの妊活が最短で成功するにはどうされることがベストなのかを共に考えさせていただきます。
何から始めたらいいかわからない方から、不妊治療に行き詰まっている方まで。
ぜひ当院の不妊カウンセリングをお考えください。
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